【建設業】に関する採択事例をご紹介します|事業再構築補助金
今回は、「【建設業】に関する採択事例をご紹介します|事業再構築補助金」についてになります。
事業再構築補助金の「建設業」 に関する、採択事例をご紹介いたします。
建設業の事業再構築補助金における採択割合は、12.4%となっており全体的にみても採択率の高い業種となっています。(第9回事業再構築補助金の採択結果より)
建設業界は、新型コロナウイルスの影響を大きく受け、多くの建設会社などが受注や収益の減少に苦しみました。外出自粛や移動制限の影響で、公共工事や民間工事がストップし需要自体が大幅に消滅したのもその一因です。
現在所有している土地や建物、技術力やノウハウを活かした事業再構築例が多くありますので、参考にしていきましょう。
【建設業】の採択事例
事業計画名 |
事業計画の概要 |
物件企画力を活かした建物売買業への新規参入 |
新型コロナウイルスの影響で、外出自粛や移動制限の必要性から、改築工事のニーズが低下し、売上が減少しました。しかし一方で、老後資金の2千万円問題により、不動産投資の需要が高まっています。このため投資家向けに不動産物件の売却を開始するなど、事業再編を進めていきます。 |
新分野展開による既存事業との相乗効果による事業強化 |
これまで、エアコンやヒーターなどの配管工事を手掛けるビルダーとして事業を展開してきました。しかし、ここ数年、新型コロナウイルスの大流行で、売上も利益も不安定な状態が続いています。そこで、効率的なアルゴン溶接機を導入し、配管部品の製造・販売・流通をおこなう部門を立ち上げ、既存部門との相乗効果により、新規分野での安定的な事業展開を図ることを計画したものです。 |
サウナ等に使えるコンテナボックス製造事業への新分野展開 |
これまで、賃貸物件などで採用されている鉄骨階段や手すりなどの構造物のリフォームや補修を手掛けてきましたが、新たに、屋外サウナやバンガローなどに設置できるポータブルコンテナを製作し、販売する予定です。 |
建築・ドックカフェ事業からペットライフ・サポート事業への新分野展開 |
木工や家具の生産能力、ドックカフェや焼肉店のノウハウや人材ネットワークを活かし、新たにペット葬儀事業を立ち上げ、ペット葬儀に加え、ペット家具、カフェ、焼肉店など、ペットと飼い主のニーズを満たすペットケア事業を創造していきます。 |
くつろぎの空間を提供する喫茶店事業による経営の多角化計画 |
建築会社を経営する当社では、建築資材の高騰、建築部材の入手難、原油価格の高騰などにより、収益が悪化しています。そこで、有名なコメダ珈琲店でフランチャイズ展開し、短期・長期的に安定した経営ができるよう、ビジネス領域を分散させたいと考えています。 |
事業地域と連携し、女性や初心者でも安心して宿泊できるグランピング場を開設 |
拠点を創業地である地方部に移し、将来にわたっての事業存続を目指すことになったが、コロナ拡大の影響もあり、なかなか思うように進みませんでした。そこで、このほど近隣で約2,000平米の土地を取得し、グランピング事業を行うことを決定しました。後継者やその家族の協力も得て、収益を回復させ、地元との交流を深めながら、安定した事業に育てることを目指します。 |
オンラインを活用し非対面相談が可能な中古住宅リノベーション事業への参入 |
人口が少ない地域の空き家を、次世代や移住者の住まいとして活用する「ストック住宅」ビジネスを展開します。現在おこなっている資格保有者による「相談型リノベーション」と、新たな「不動産ビジネス」を組み合わせて、トータルなサービスを提供します。アフターコロナを見据え、対面相談からオンライン相談などへ発展させ、利用者の利便性を追求します。 |
ワーケーション事業にも活用できる“ビジネス特化型コワーキングスペース”事業 |
ビジネス顧客を対象としたワークスペースビジネスを展開します。コロナ拡大などで形成された新たな需要に対応し、利用者の獲得・形成を目指します。また、地方自治体が提唱するワーケーション構想の推進や、地域復興の一助となることを目指します。 |
高齢者への配食サービス事業開始による新分野展開 |
現在は、公共事業の下請けを中心とした一般土木建設業と、重機の運搬を得意とする運送業をおこなっています。工事部門は道路の維持・復旧を担当し、運送部門は大型の重機の運搬が主な仕事です。新たに始めるのは、高齢者向けの宅配事業で、地域の老人ホームなどから推薦された顧客と個別に契約を結び、希望するプランに沿った食事を提供します。 |
仮設足場工事業者が自社の強みを生かした建設業者向けの「トラック整備事業」への新規参入 |
建設工事における派遣業務を専門におこなっているが、コロナの流行による建築投資の減少により業績が悪化しています。そこで、トラックの整備に関わる新たなビジネスプランを考案しており、既存の企業活動と類似点が多いことから、相互補完的な関係を構築していきます。 |
天然素材による商品の製造販売をおこなうセレクトショップの運営 |
弊社は従来、オーガニック素材を活用した地域密着型の企業として運営してきましたが、パンデミックや木材ショックの影響で、収益が激減してしまいました。そこで、コロナや類似の疫病の影響をうけにくい、新たなビジネスを模索しました。そして、天然素材にこだわった現在の産業の特徴を生かした小売店をつくり、自然素材を使った玩具や小物の製造、地元の工芸品や手作りの家具などの販売を行うことにしました。 |
設備工事技術を活かしたスマート農業市場への参入による新分野展開 |
一般家庭用のエアコンやラジエーターの設置から、店舗や生産ラインなどの巨大な空調設備の手配、設置、保守に積極的に取り組んでいました。コロナによる民間開発の低迷や生産事業の経営悪化により、空調設備工事の案件は減少しています。そこで会社所在地が、国内有数の農村地帯であることを活かし、近隣の農家を対象に、スマート農業をおこなうための最新設備を提供・設置する、新たな事業分野に進出します。 |
地方都市インフラを支える大型車両タイヤの保守分野への進出 |
コロナの大流行や原材料価格の高騰の影響を受け、建設業の売上が減少したため、大型・中型車用タイヤの販売・交換・保管サービスを開始することにしました。これにより、地域の街づくりを推進するとともに、既存の土木・建築事業を強化することができます。この新しい事業モデルは、収益と雇用を生み出す可能性を持っています。 |
創作の可能性を広げるデジタル活用型DIY事業への新分野展開 |
コロナ危機による材料費等の高騰により、ダクト業者としての建設関連売上が減少する中、現行業務との連携効果が高いと思われるデジタル工作機械によるDIYビジネスを開始し、共同工房や販売施設、高付加価値木工ビジネスに取り組んでいきます。 |
調査にドローンを活用した防錆工事業への新分野展開 |
多様な資格を持つ人材と、大手企業などとの提携などによる現在のリソースを活かして、「無人航空機を使った調査による防錆工事業」を立ち上げます。これにより、公共建築物や大規模工場の補修需要の増加に対応するとともに、潜在的な市場の把握と既存事業の組み合わせにより、新事業が重要な収益源となるよう努めます。 |
非接触型インドアゴルフスクール事業 |
当社は、土木工事、土木施工、アスファルト敷設、解体工事などの土木工事を専門とする企業ですが、近年のパンデミックの影響に加え、石油価格の大幅な上昇により、売上や利益が減少しています。アフターコロナに対応するため、インドアゴルフの安全なサービスを、限られた消費者に提供することを意図し、事業の再編成をおこないます。 |
ビジネスホテルや賃貸オフィスビルにおける冷凍食品販売事業の展開 |
弊社は建築物の建設や建築意匠のデザインを専門としています。最近では、食空間の形成を促進するサービスを開始しました。飲食部門を構築するにあたり、「非接触取引」と「食材のムダを省く」という2つの目標を掲げ、優先的に取り組んでいます。 |
サウナ、ドックカフェ、グランピング、インドアゴルフといった、需要が高い事業に進出していることが特徴的だと思います。
事業再構築補助金の申請サポート
壱市コンサルティングでは、中小企業診断士のチームで事業再構築補助金の申請サポートを実施しております。
専門分野をもった、中小企業診断士のメンバーが揃っており、各業界に適した人材が2~3名体制で責任をもって担当します。
第11回事業再構築補助金の申請サポートについても引き続き、先着10社様限定で承っております。
なかなか採択されない事業者の方の駆け込み寺的な立場になりたいという思いから、
再申請の方限定で、着手金の割引コースを設けています。
本来十分な準備期間の中で申請まで進めらることが望ましいですが、
直前1カ月前、3週間前ぐらいから始められる方も面談の上、短納期対応でお受けしております。
実際に補助金が活用できる事業の取り組みなのか、どの申請枠で進めれば有利なのか、採択されるポイントはどこなのかなど、初回は無料相談を実施しています。
事業再構築補助金の申請をご検討の方は、是非お問い合わせいただければと思います。