今回は、「成長枠の対象となる業種・業態が増えて、使いやすくなりました!」になります。
2023年9月13日に電子申請が始まったことに合わせて成長枠の対象となる業種・業態の一覧が更新されました。
〇令和4年度の事業再構築補助金の採択結果についての記事は下記です。
令和4年度の事業再構築補助金採択結果まとめ
〇第11回事業再構築補助金の説明記事は下記です。
第11回事業再構築補助金の公募開始と変更点
第11回事業再構築補助金の概要の説明動画~変更点とポイント解説!
第11回事業再構築補助金の成長枠の対象となる業種・業態の一覧
第11回事業再構築補助金の成長枠の対象となる業種・業態の一覧が更新されました。
https://jigyou saikouchiku.go.jp/pdf/seichowaku_list.pdf
→事務局指定の対象となる業種・業態があり、指定リストは随時更新されます。
①経済産業省「工業統計調査」、経済産業省「企業活動基本調査」を基に、要件を満たすとされる業種
指定されている業種は、主に、製造業、電気・ガス、情報サービス業、インターネット不随サービス業、卸売業、医薬品の小売業、物品賃貸業、技術サービス業、娯楽業、職業紹介・労働者派遣業と、限定されています。
②業界団体等が要件を満たすことについて示した業種・業態
11個しかなかった業種・業態が38個まで増えました。
増えた業種は、これまでの指定業界団体からの申し出があった業種ではなく、第10回の申請においえて事業者の応募申請による指定 となっています。
要するに、第10回の事業再構築補助金の採択結果の業種・業態の先出しとなり、この業種・業態を電子申請において、プルダウン形式で選択する必要があり、情報を公開されたものと考えます。
今後も電子申請と同時にこの業種・業態が公開されることが分かります。
指定業界団体からの要望あり認められた業種
1 宇宙機器産業 2 宇宙利用サービス産業 3 リチウムイオン蓄電池の製造に使用するために特に設計又は加工した部素材の製造業 4 リチウムイオン蓄電池の製造のために特に設計した装置の製造業 5 アート産業 6 キャンプ場・グランピング施設宿泊業 7 アニメーション制作業 8 コインランドリー業 9 鍛工品製造業 10 弁・同附属品製造業 11 インバウンド顧客をターゲットとした宿泊業 ※第11回より追加
6 キャンプ場・グランピング施設宿泊業、8 コインランドリー業、11 インバウンド顧客をターゲットとした宿泊業は、多くの採択事例がある業種・業態です。
事業者の応募申請による指定が認められた業種
12 はつり・解体工事業 13 葬儀業 14 産業廃棄物処理業 15 学習塾 16 獣医業 17 とび・土工・コンクリート工事業 18 焼肉店、19 フィットネスクラブ 20 ドローンに係る機器・部材・ソフトウェア 21 フレキシブルオフィス 22 コールセンター業 23 5本指靴下の製造 24 土木工事業 25 冷凍調理食品製造業 26 飲食料品小売EC業(B to C) 27 電気工事業 28 警備業 29 住宅リフォーム工事業 30 内装工事業 31 建築用木製組立材料製造業 32 ドローン関連サービスプロバイダ業 33 3rd Party Logistics業 34ペットフード製造業 35 受託臨床検査事業 36 清涼飲料製造業 37 広告業 38 eスポーツ興行業
成長分野で過去の採択事例も多く、多くの事業者が新規にチャレンジしている今正に旬な業種・業態が追加され、申請することを断念していた事業者にとっては、大きくチャンスが広がったと感じます。
要するに、成長枠は使い勝手が悪い申請枠から、使いやすいように修正された申請枠となりました。
そして、今後第10回の採択発表が9月下旬にありますが、その採択結果により、成長枠か、売り上げ減少を示す、物価高騰対策・回復再生応援枠で申請をした方が望ましいのかの判断材料がまとまってくると思います。
今後チャレンジする新規ビジネスの方向性を、改めて検討して、成長枠で申請することもよいと思います。
18 焼肉店、19 フィットネスクラブ、21 フレキシブルオフィス、26 飲食料品小売EC業(B to C)、29 住宅リフォーム工事業、30 内装工事業、37 広告業、38 eスポーツ興行業 といったところは人気が高いと感じます。
ここまで読んでいただいた方へ、プレゼントです。
成長枠の業種・業態の一覧をスプレッドシートにまとめています。
成長枠の業種・業態の一覧:スプレッドシート
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