今回は「令和6年度補正予算 小規模事業者持続化補助金の概要」についてになります。
目次
令和6年度補正予算 小規模事業者持続化補助金の概要
2024年12月17日に成立した令和6年度補正予算ですが、2025年公募の小規模事業者持続化補助金の概要が公開されており、資料は内閣府のHPに情報があります。
持続化補助金の概要
持続化補助金の概要<通常枠>
持続化補助金の概要<災害支援枠>
持続化補助金の概要<創業枠>
持続化補助金の概要<共同協業型>
・商工会・商工会議所等と一体となって経営計画を作成し、当該計画に基づいて行う販路開拓等の取組を支援すべく、「小規模事業者持続化補助金」を措置。
一般型
①通常枠
②インボイス特例
③賃金引上げ特例
④災害支援枠
・間接被害で申請する場合⇒令和6年1月から○月(調整中)の任意の1か月の売上高が前年同期、又は令和2年1月28日以前の同期と比較して20%以上減少していることが分かる公的書類(例:セーフティネット4号における「認定書」など)
1.新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者
2.過去数年以内に発生した災害(※1)で被害を受けた以下いずれにも該当する事業者
①当該災害による事業用資産への被災が証明できる事業者
②当該災害に対して国等が実施した災害支援策を活用した事業者
3.次のいずれかに該当する事業者
①過去数年以内に発生した災害の発災日(当該発生日が令和2年1月28日以降の災害に
あっては令和2年1月28日)以降、売上高が20%以上減少している事業者
②厳しい債務状況にあり、かつ、交付申請時において経営再建等に取り組み、かつ、認定経営革新
等支援機関に事業計画等の確認を受けている事業者
4.過去数年以内に発生した災害による債務を抱えている事業者
5.施設又は設備が被災し、その復旧又は復興を行おうとする者
※過去5年以内を目安に発生した災害であって災害救助法の適用を受けたものです。
創業型
共同・協業型
・地域振興等機関:人件費、委員等謝金、旅費、会議費、消耗品・備品費、通信運搬費、印刷製本費、雑役務費、委託・外注費、水道光熱費
・参画事業者:旅費、借料、設営・設計費、展示会等出展費、保険料、広報費
・ ①商工会法、商工会議所法に基づき設立された法人
・ ②中小企業等協同組合法に規定する都道府県中小企業団体中央会
・ ③商店街等組織(商店街その他の商業・サービス業の集積を構成する団体であって、商店街振興組合法に規定する商店街振興組合、商店街振興組合連合会及び中小企業等協同組合法に規定する事業協同組合などの法人化されている組織をいう。)
・ ④地域の企業の販路開拓につながる支援を事業として行っている法人
商談目的の展示会・商談会(主催または他者主催への出展)で展示・宣伝を行い、支援する参画事業者の商品・サービスの特長または価値が顧客に伝わることによって、参画事業者の新たな取引先を増加させる取組。
・ ②催事販売型
支援する参画事業者の商品・サービスの物販会や即売会(主催または他者主催への出展)により、参画事業者の売上高増加を支援する取組。
・ ③マーケティング拠点型
支援する参画事業者の商品・サービスの想定ターゲットを明確化し、補助事業を通じて、想定ターゲットに具体的かつ継続的なマーケティングを行う拠点・仕組みを構築する取組。
ビジネスコミュニティ型
◎限度額:2,000万円 融資のご利用には、一定の要件・審査があります。
第17回小規模事業者持続化補助金について
前回、第16回公募では短納期かつ低採択率を更新しておりますが令和6年における最終公募となり、予算の制約があったからだと思います。また令和6年は第15回と第16回の2回のみの公募と少なくなりました。
令和7年の小規模事業者持続化補助金は、過去の公募の周期からすると3ヶ月間に1回のペースで、年間通じて3~4回公募があると想定できます。
公募の開始時期は、現在事務局の選定を行っており、1月以降に事務局が確定して、公募が開始されると思います。
公募時期は、3月、6月、9月、12月といった流れで3カ月に1回のペースであり、採択発表はいずれも申請期限の2カ月後あたりになります。
事業の終了期限は過去では採択発表の6月間程度となっており、令和7年度に実施する申請期限から8ヶ月後までに実施する内容を事業計画書として申請するのが良いと思います。
また、小規模事業者持続化補助金は何度も申請することができることも特徴となり、過去に補助金をもらっている場合でも過去回の「小規模事業者持続化補助金に係る事業効果および賃金引上げ等状況報告書」を提出海であれば、何度でも申請ができます。
いずれにしても、公募が出る前にあらかじめ事業や投資する内容、見積書の取得などといった準備をしていくことで具体的な計画となり、採択可能性を広げることができると思います。
小規模事業者持続化補助金の申請サポート
壱市コンサルティングでは、中小企業診断士のチームで補助金関係の申請サポートを実施しております。
専門分野をもった、中小企業診断士のメンバーが揃っており、各業界に適した人材が責任をもって担当します。
第17回小規模事業者持続化補助金の申請サポートについては、先行受付をして公募前からヒアリング等進めていきます。
実際に補助金が活用できる事業の取り組みなのか、どの申請枠で進めれば有利なのか、採択されるポイントはどこなのかなど、アドバイスします。